研究のアイデアを突き詰めるために

ボストンにはかなりエッジの効いた人がいらっしゃいます。

そのうちの一人がMIT Media Labの石井裕教授。
インタビューでアイデアの突き詰め方について聞かれた際の回答です。当たり前に聞こえますが、日々実践するのは難しい言葉です(あなたはやれていますか?):

『アイディアに対して、「Why? So What? Who Care?」という問いを徹底的に投げかけ、アイディアを磨く。
「なぜ?」という本質を突く問いの連射に耐えられないアイディアは、捨てる』
(哲学、美学がない企業に未来はなし より抜粋)

他にも、こんなことも言っています。

「100mのトラックを人より速く走ることは本当の競争ではない…
僕が考える本当の競争というのは、誰も分け入ったことのない原野を切り拓いてただ一人で全力疾走すること。
観客も審判もいないし、誰もあなたが一等賞だなんて認めてくれない。
でも、その道なき道を全力で突き進むことこそが、本当の競争だと思うんです」

以前紹介した利根川進、本庶佑先生の言葉と共通します。

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