こちらに来て最初の研究がようやく世に出せました。
Emergency department triage prediction of clinical outcomes using machine learning models | Critical Care | Full Text
救急現場でのトリアージにmachine learningがdecision suport toolとして応用できる可能性を議論しています。
さらに、Decision curve analysisで、over-triageとunder-triageのtrade-offの関係をthreshold probabilityを変化させた中でnet benefitがどう変わるかも計算しています。これによって各病院、医師、患者のclinical preferenceでthreshold probabilityが変化する中でのnet benefitも評価できます。
もちろん、proof of conceptの段階なので、今後の実用化などには、現場に導入した際のeffectivenessなど評価する研究などが必要ですが、まずは最初の段階として非常に重要なstepと考えてます。後、我々は”Machine vs 医療人”という事を言いたいのではなく、論文中にもあるようにmachine learningのdecision support toolとしての役割を期待しています。
実は、私の初めての英語論文で、メンターの長谷川先生とco-authorの後藤匡啓先生には多大なる指導いただきました。
こういう研究環境を求めていたので、成果が1つはまず出せて、感謝の気持ちしかありません。
来週のResearch symposiumのoral presentatorにも学年ではただ1人選ばれたので楽しんで来ます。
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