現在の4人のリサーチフェローは優秀。ラボのレベルも充実してきました。
バックグランドも様々(フィンランドの小児科医、日本の腎臓内科医および小児外科医、中国生まれ米国育ちの遺伝・栄養疫学PhD)、それぞれの得意分野・スキルも異なります。これを活用しないのはもったいない。それぞれを知識を横断的に役立ててもらう、教えあう、コラボレーションを促進することはみんなにとって大きな学びの機会になります。
ということで、ここ2ヶ月ほどFellows’ seminarという試みを始めています。フェロー持ち回りで、毎週一人のフェローが30分発表(A4 1枚ほどのサマリーと)という形式。まずはそれぞれの研究について発表。最近はフェロー共通の研究トピック(とくに方法論)について発表してもらっています。例えばこの3週間は:
- 1) 我々の研究領域におけるunsupervised learning (clustering)の実態。ほぼ全ての研究で体系的なアプローチがなされていないことがわかります(一流誌に出版されていても。。。)
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2) Unsupervised learningの体系的なアプローチ (rubustなアプローチを使い我々がリードできるはず)
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3) データの正規化のまとめ(オミクス研究では基礎中の基礎ーとっても大事)
といったあたりの発表です。あまりに面白いがゆえにいっぱい質問してしまって申し訳ありません。
とにかく勉強になっています!