研究者のためのキャリアセミナー

ボストンにいることの恩恵の一つは、研究者向けのセミナー・ワークショップが多くあることです。

例えば、

Harvard Catalyst:Harvard関連施設(病院も含む)が共催するグループが様々なセミナーを提供しています(1ー5日)。僕もよく取りました。Harvard関係者は無料。海外からお金を払ってくる人もいるのですから、僕らは恵まれています。

 

ボストン日本人研究者交流会:医学研究だけにかかわらず学際的な人があつまり、ほぼ毎月セミナーがあります。その後の懇親会もネットワーキングの機会です。

 

在ボストン総領事館が主催するセミナー:日本政府が後押ししてくれています。

 

つい先週末には総領事館主催の「研究者のためのキャリアセミナー」が開催されました。実績と経験のある一流の日本人研究者3人に加えて若手研究者2人のパネルディスカッション。トピックは研究者のキャリア構築。

シニア研究者(森井政宏先生 [Chair of the Department of Physics and Professor of Physics, Harvard University], 内田直滋先生 [Professor of Molecular and Cellular Biology, Harvard University],  荻野周史先生 [Professor, Harvard Medical School and Harvard T. H. Chan School of Public Health])に混じって、僕も若手研究者枠で参加しました( 西原玲子先生 [Harvard Medical School]もその)。

僕の話したことはよいとして、PIとして長年活躍されてきた研究者の経験を知ることができたのはとても有益でした。さまざまな研究トピックとアプローチをどのように組み合わせて研究キャリアを築いたきたか、どのようにポスドクを採用するか、ポスドクをどのようにトレーニングするか(「やるポスドクは言わなくてもやる、やらないのはどうやってもやらない」という結論だったのかも)。

 

ボストンは研究者にとっては魅力的な場所です。同時に、ポスドク以降で生き残っていくのは至難の技のようです。

 

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