Publication

“Association between obesity and acute severity among patients hospitalized for asthma exacerbation”

The Journal of Allergy and Clinical Immunology: In Practice

Publishされました!

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29452277

日本語にすると「肥満と気管支喘息の急性増悪による入院患者における重症度(人工呼吸器の使用・入院日数・死亡)の関連」でしょうか。
exposure(肥満)とoutcome(重症度)が逆の方が日本語としてはしっくり来るのはoutcomeが長いからでしょうか。。

当初は、ICUの抄読会で調べた肥満パラドクスへの興味から始めた研究テーマでしたが、Clinical questionを決める、Pubmedで論文を探す、論文を読む、解析する、論文を書く、投稿する、revisionの全ての行程を一つ一つ理解できるまで長谷川研究室の先生方にサポートして頂きました。そして今日もまた一つsubmitさせて頂きました。

MPHの勉強が後から付いて来る感じで反省点ばかりでしたが、初めて読む論文を見たときに自分の読み方が変わったことに気づいたり、世の中の様々な事象に関してcausalityを意識するようになったり、この半年ちょっとで考え方が大きく変わりました。

これは臨床研究にダイレクトに関わる授業だけでなく、保険制度を含む医療政策や費用対効果の授業での学びが大きかったように思います。根深く残る差別・タバコ・銃・麻薬など幾度となく授業で取り上げられる公衆衛生上の問題を学ぶ中で、物事の本質や社会へのインパクト、お金やモノの価値、健康と幸福などについてこれほどまでに考えたことは今までありませんでした。

自分の適性や、どの社会にどのように還元することができるのか毎日考えさせられますが、あと3ヶ月くらいで卒業なので、全力で頑張りたいと思います!

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