MGH(およびハーバード関連施設)ではいろいろとワークショップが行われています。統計初歩のコース、倫理のコース、研究者リーダーシップのコース、スタディーコーディネーターのコース。。。体系的に学ぶのは難しいですが、ちょっとした道具になることもあります。
今日は病院で行われた “Negotiation Essentials”という2時間のコース。Harvard Law Schoolから交渉を専門とする講師 (Robert Bordone)を招いたものです。Law Schoolが交渉に力を入れているのは納得です。Lawyersほどゼロサムゲームに執着してしまう傾向ありますもんね。。。
7つの交渉のポイントを備忘録がわりに残します。
- Alternatives: Best Alternative To a Negotiated Agreement (BATNA)を必ず準備していく。交渉の落とし所はそれよりも良い部分でなければならない。もしくは交渉のテーブルから去る。
- Interests: 自分および交渉相手のinterestを探る。
- Options: 両者のgainを最大化する同意できそうな選択肢を探る。
- Criteria: オプションを正当化するために外的基準を使う(例:欲しい中古車の適正価格は?)ことによって、fairnessを訴える。
- Communications
- Relationship: 交渉によって少なくとも関係が悪化しないように(できれば向上)
- Commitment: 交渉結果をはっきりさせる(何をして、何ができないのか)
これらの基準を使い各自30分ほどのロールプレイを行います。言われてみれば当然のことですが、実は実践できていないということがよくわかりました。勉強になりました。