Springを振り返って

とうとうSpring semester(春学期)の最終週に突入しました。一年のMPH過程が間もなく終わろうとしていることを意味しており、焦りを感じています。

Springでは主にIntermediate-upper levelのBiostatisticsを選択しました。
具体的にはApplied Survival AnalysisとApplied Longitudinal Analysisという講義でした。
これらの講義では数式のシャワーを浴びるので最初はかなり面を食らい、ついていけるかどうか自信がありませんでしたが、地道に宿題をこなしていくうちに100%とは言えなくても少しずつ講義資料で提示された数式の数々を言語に置き換えて理解できるようになってきました。本当によくできた講義だなと感心します。

これらの講義で扱う例題はそれぞれの統計のAssumptionに合わせた非常によく整ったデータであり、これを現実に集めることができるかと思うと無理だろうというものが多いです。
MPHのQMコースは生物統計と疫学を中心に学ぶコースですが、その過程で生物統計学と疫学は相補的であり、疫学の視点として研究デザインの段階で解析可能なデータを集めるべくデザインすべきであり、生物統計の視点yとして得られたデータに対してどういうモデルを当てはめるべきかを考えることを学びます。

卒業後、リアルワールドのデータと向き合う中でもここで学んだことを忘れずに行きたいと思います。

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