無事に卒業しました!(まあ落ちる人はまずいませんが・・・)
午前中はハーバード大学本校で全体の卒業式が、そして午後からは学部別に行われます。
朝7:45に集合ですが、父兄は席取りのために6時頃から並びます。
延々と続く行列・・・約1万人が集まるのでかなりのビッグイベントです。
天気に恵まれたおかげで(?)レガリア(ガウン)が暑いのなんの!開始の9時頃まで1時間近く待たされてからの入場。
式辞などが続いた後は、スクールごとに卒業の宣誓が行われました。自分たちのスクールが呼ばれた時には歓声を上げながら自分たちを象徴するアイテムを振り回します。
メディカル→聴診器(かっこいい)
ビジネス→ハーバードの旗(かっこいい)
ロー→ガベル(映画に出てくる「静粛に!」のハンマーみたいなやつ。かっこいい)
ケネディ→地球儀(かっこいい)
エデュケーション→本(かっこいい)
パブリックヘルス→ブロッコリー()
格差社会に関して勉強しているのに既にこの時点で格差を感じさせてくれます。
午後はスティーブンスピルバーグのスピーチがあったんですが、HSPHでの卒業式があったため残念ながら聞けませんでした。くそ暑いなかバスでメディカルエリアへ移動。
メディカルスクールのセレモニーテント内は食事・ジュースがついていて、円卓を囲むように配備されています。ウォータークーラーも用意してあって快適です。
そしてそのすぐ隣にあるパブリックヘルススクールのセレモニーテントは水も食事もなく、パイプ椅子だけが並んでいます。
芸能人格付けチェックの一流芸能人と三流芸能人ぐらいの扱いの差があります。ここでも格差社会の現実です。
そんななか一人一人呼ばれて無事に祝辞をいただきました。その後のレセプションではClinical Effectivenessの先生方と話をしたり、最後にみんなで写真を撮ったり。一日中セレモニーで疲れましたが、あっという間に終わった一年間だったなとしみじみ実感しました。
Commencementって卒業式を指しますが、本来は「始まり」の意です。
とりあえずビザも変わって心機一転、これからは自分の研究の立ち上げ+やりたいことを進めていく一年にしたいと思います。