2015年の総括です。
- 今年から日本とのフェローシップ (Japan-EMNet Fellowship)が誕生しました。
この研究室のミッションには「将来の日本の研究のリーダーを育成する」「育成を通じて日米の架橋となる」があります。
第1期生の後藤匡啓先生には期待しています。
2. 初のNIHグラントが取れました。
研究室が目指す10年後のビジョンを達成するには複数のR01グラントが必要です。
グラント獲得はゴールではなく手段です。
採択率は約10%という厳しすぎる世界ですが(ハーバードの教授クラスでさえ20%しかとれない)、ビジョン・プロジェクト・実績・チームを上手く組み合わせていけば何とかなるはずです。
3. 実績
素晴らしい共同研究者に恵まれ、さらなる発展の年となりました。
原著論文だけで28本(in pressを含めれば36本)を出版しました。
救急疫学研究のフロントランナーとしての立ち位置を築いています。
2016年に向けて
今までの実績を捨て、変革していく時期だと考えています。
とくにbioinformatics領域の強化、そして疫学との融合をテーマとしてます 。
この二つは相反するものではなく、相補的なものですから。
実際にパラダイムシフトを起こす研究結果が産まれています。春先には出版報告ができるかと思います。
2015年は大変お世話になりました。2016年もさらなる飛躍の年にします。
長谷川耕平