JEAN-III (日本の救急外来における急性ぜんそく発作管理の多施設観察研究)から3本目の論文が出版されました。
Inappropriate Antibiotic Use for Acute Asthma in Japanese Emergency Departments
急性ぜんそく発作に抗生剤の投与は国際ガイドラインでは推奨されていませんが(正確には「不投与」が推奨されている)、日本での23救急外来では4%-5%の患者が「不要」と考えられる抗生剤の投与を受けているとの報告です。
ぜんそく発作への抗生剤の影響はmicrobiome研究的には非常に興味深い分野ですが、health services researchとしては不必要な投与は避けるべき。
JEAN Investigatorsのみなさん、おめでとう!