ようやく1ヶ月弱のgenetic epidemiologyとcausal inferenceのintensive workshopが終わりました。朝から夕方までdirected acyclic graphやweightingの話で非常に勉強になりましたし、今後の研究で活かせると思います。causal survival analysisは噂に聞いていた通りの面白さで研究でも使っていきたい手法ですし、Coxなんかに比べると自然で臨床医にはこちらの方が納得できます。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3653612/
これで1年目の授業の大半が終わりました。8月に少しCardiologyのdata analysisのteam projectの授業があるんですが、また9月から2年目の授業が始まります。
思えば昨年、6月末に米国に来たので、もうすぐ1年になります。
今のprogram自体はmaster of medical scienceでclinical researchに特化したprogramで, 逆にいうとMPHの規定の1つであるEnvironmental healthなんかの授業はありませんし、mentorのもとでの研究を2年かけてしていく形で、最後にthesis defenseがあります。
授業も研究者向けのものが多いです。scientific writingの授業や、abstract writing, grant proposal writing and critiqueやpresentation skillの授業などがあり研究者向けのものも多いです。逆に選択制ではないのと自分で学習するタイプのものが多くMPHのようなじっくり最初から最後までという感じではないです。
research presentationではbest presentation awardをもらうことができました。後日、綺麗なcertificationを大学からもらいましたがうれしかったです。
MPHで得れるもの、得れないものに関しては、以前の後藤先生のブログが非常に参考になります。
Computational biologyなどののMaster of scienceもお隣のHSPHにあるので視野は広く、自分の学びたいことを学べる場所を選ばれることをお勧めします。
最後に、genetic epiのfacultyのメッセージが良かったです。
Never let others define who you are.
可能性は無限で、grant applicationがうまくいかずfeedback commentに失望せずにそれを乗り越えて次に行けと伝えていました。
夏にもcausal inferenceのworkshopやsummer schoolに行くので楽しみです。