ハーバードの大学院には公衆衛生大学院以外に法科(ロースクール)、経営(ビジネススクール)、政策(ケネディスクール)、デザイン、教育大学院等がありますが、各大学院で毎年3月頃に日本を紹介するJapan Tripを行っています。それぞれの大学院の特色を活かしたプログラムになっています。
公衆衛生大学院のジャパントリップでは高齢化社会をテーマにして、東京、京都、伊勢志摩を訪問しました。
今回のTripで気をつけたところや思ったことをすこし。もちろんJapan Tripに限ったことではないですが。
①食事
日本人にはあまりいませんが、宗教的な理由等で特定の処置をした肉しか食べられない、ウロコのついていない魚は食べられない、ベジタリアンで鰹などから取った出汁を使っているものも含めて食べられない・・・など、とても田舎の民宿では対応が困難であろう方達がいます。
②時間
人種がどうこうではなく、個人の性格も関係していると思いますが、集合時間はほとんど守られませんでした。わりとのんびりしていると言うか、「え?急ぐの?」ぐらいの感じです。おかげで関係者にご迷惑をおかけすることも(申し訳ないです…)。
③プラン
当然人によって興味が異なるので、どんなところに行って、どこまで遊びを入れるか?は事前にみんなで悩んだところの一つです。ただ日本人は決められた予定があったらそれに従うことが多いと思いますが、今回は突然「やっぱり別のところに行きたいから行くね」といった参加者が結構いて、予定通りに進まないことがありました。
④LGBT
飲み会でクラスメートの話になった時に、僕が「あいつ(男性)は彼女いるの?」と何気なく聞いたら「あいつはパートナー(彼氏)がいるよ」と言われて、恋人=異性という固定観念があったなあと反省させられた一件でした。
Japan Tripを計画して実行することはいい勉強になりました。関係者の方々には深く御礼申し上げます。