今回は「期待はずれだったところ」「どんな人にお勧めしたいか」「こうすれば良かった」の三点です。箇条書きで読みにくいかもしれませんが、編集すると多少なりとも恣意的になるのであえてコメントいただいた内容をそのままupしています。いや、けして面倒くさいわけではなくて…。
やっぱりお金(600万以上の学費+月々20万円の家賃)と英語が課題になります。これは僕もしみじみ実感しています。あとは「MPHを取ってどうするのか?」をよく考えないと莫大なお金と時間を費やして終わる可能性もあると思います。
【期待はずれだったところの記載をお願いします】
・ もっと論文をかけるようなPracticalなCourseがたくさんあると良かった
・ 学費が高すぎて、どんなに学んでもpayした気がしない
・ 食堂の食事に飽きる。
・ HSPHで教えてる先生と一緒に論文を書くのは思ったより難しい(相手の時間がない)
・ 人脈や教育システム
・ 中にはイマイチな授業もある
・ 医療政策の授業内容が米国に偏りすぎている。
・ アドバイザー(担当教官)の当たり外れが大きい。
・ 個々の課題研究(Practicum)について、もう少し親身になってくれると思っていましたが、自分が甘かったです。予め研究の経験があった方が得るものは多いのかなと感じています。
・ クロスレジスターで他の学校で授業を取りたい思っても、始まったばかりの秋タームは宿題に追われ、語学力もままならず、そんな余裕はなかった。春になりようやくペースもつかめ、どんどん色んなことができる印象。期待外れというより、想像していたものと現実のギャップ。
・ 特にないです。
・ 有意義にするのも無駄にするのも本当に自分次第だと痛感します。日本の大学はそういう意味ではまだ親身な気がします。こちらは「機会はあるからさあどうぞ!」って感じです。
・ ハーバードだからといって全ての授業が素晴らしいわけではなかったこと…
・ 全ての授業が白熱教室に出てくるようなものではなく、退屈なものもある
・ クラス外の機会を十分にいかせるカリキュラムになっていない(拘束時間が長い)
【どんな人にお勧めしたいですか?】
・ 各分野とも質が高いので、公衆衛生を広く学びたい方に特に向いていると思います。
・ 将来、疫学・臨床研究をしたい人。
・ 米国への臨床留学を考えている人。
・ あらかじめキャリアの方向性を見出している人はもちろん、とりあえず日本を出たい人。人生の方向転換をしたい人。色々な意味で開き直ることができて、良い。
・ お金と時間に余裕がある人
・ 日本でMPHを取ろうと思っている人で、世界の人々と一緒に学んで、世界基準を体験したい人。
・ 世界中に友達を作りたい人。
・ 今の医療に満足できず、理想に近づけるためのスキルとコネクションがほしいと思う人。
・ 臨床研究に携わる人
・ チャレンジしたい人
・ いつも新鮮なので、飽きっぽい人にお勧めします。
・ お金に余裕がある人にお勧めします。
・ MPHが目的ではなくキャリアの通過点として設定できる人、お金に余裕がある人、若い人。MPHだけ取りにくるのではもったいないし、あまり意味が無いように思います。QM, CLEは何本か論文を書いてから来る方が収穫が大きいと思います。
・ 次の道を模索している医師など
・ 学びへの思いが強い人であれば誰でも素晴らしい時間を過ごせると思います
・ 若手の医療従事者
【こうすれば良かったと思うところがあれば教えてください】
・ 2年コースの学校にいけばもっと学べたかなと思う反面、1年で十分な気もする。
・ 事前にもう少し勉強してきてもよかったと思う
・ 基礎的な英語力がもう少しあれば
・ 入学前に即戦力の英語を十分に身につけること
・ 英語力、コミュニケーション能力を鍛える必要があると感じました。
・ 事前に学びたい分野を絞り込むことができればより効率的に授業選択ができた。
・ 私がネイティブだったら!と何度思ったことか。しかし言語のハンデは仕方ないです。
・日本から留学してくると、期待値がどうしても高くなるので自分の理想と現実のギャップは大きいかもしれません。英語が出来ないと本当に勿体なく感じる。もっとアクティブに動いても良かった。
・ Fundをしっかり確保してから参加するべきだった
・ 日本での準備段階で奨学金を真剣に探せば良かった(全額私費のため)。
・ やっぱり学費は高いので、出願より前に奨学金のことをもっと考えれば良かった?
・ 来る前からある程度、研究に携わっていれば良かった(臨床研究の経験ほとんどなし)。
・ 受験勉強の時間が正味半年ぐらいだったので、もっと先回りして計画できれば良かったです。合格後2年間(たしか)入学を遅らせることが可能なので、早め早めに行動すると良いと思います。