今年度、ハーバード公衆衛生大学院には15人程のMPHの学生がいます。それに加えてsummer only MPHや武見フェローの方もいます。例年5,6人であることを考えると、かなり多い年です。
そこで折角なので日本人学生の生の声を、と思って簡単なアンケートをお願いしました(形式がなってないとかは気にしないでください)。もし入学を考えておられる方がいたら参考になると思います。長いので2回に分けて書きます。
幸いにもほぼ全員に答えていただくことができました(n=17)。
皆様ありがとうございます。
QM: Quantitative Method, CLE: Clinical Effectiveness, SBS: Social Behavioral Science, HP: Health Policy, GH: Global Health(緑の部分はその他を含みます)。これらのうち、臨床研究がメインのコースはQM, CLEです。
【特にお勧めできるところ】
・ Harvard MPHの学位がもらえるところ
・ 世界中に友達ができる。
・ 一緒に勉強する学生のモチベーションが高い。
・ クラスメイトの質が高く、とても刺激になる。
・ 学生が競争よりも協力する方向に関心が向かっていることに加えて留学生が多いため大学院に馴染みやすい。
・ 志高く優秀な生徒(同僚)が沢山いて刺激になります。
・ ここでしか出会えない人が大勢いて、常に刺激を受ける。
・ 各国で同じ関心を持つ友人をつくれるところ。講師陣が熱心なところ。
・ 分野を超えた友人ができ、研究のcollaborationもできる。その道の世界的な人から教わることができる。他のハーバード関連大学院との繋がりができる。
・ 自分の興味や研究テーマが世界の中でどの辺にあるのかを知ることが出来る。自分の研究分野で著明な研究者と知り合い、議論出来る機会が多い。
・ 著名な人に簡単に会える
・ どの授業も質が高く、各分野の著名人から生の授業を聞けます。
・ 教授陣が教育熱心で業界の権威にも比較的簡単にアポが取れる。
・ 世界的にも第一線で活躍している教授に直々に教わることができる。
・ 論文でしか名前を見たことがない人と話ができる。
・ 自分に合ったメンターをハーバード中から探す機会がある。
・ 臨床研究の基礎的スキルを磨ける。
・ Epidemiology, biostatistics の基礎をしっかり学べる。臨床研究をある程度行えるようになります。
・ 臨床研究だけでなく自分の理想の医療に辿り着くためには他にどんな方法があるかなどを医師以外の人達と考えコラボする機会がある。
・ 疫学の授業は日本では学べない内容が多い
・ 将来の選択肢が広がる、はず。
・ 科目毎にカリキュラムがよく練られていて、必死に課題をこなすと力がついて行きます。
・ 自分が機会を求めると、何らかのフィードバックをもらえる。コースも多岐にわたるので、秋から春で自分の方向性が変わっても、様々な可能性を試すことができる。
・ 日本で働いていた時期より、絶対的に自由な時間が増えるため、やりたかった活動などができる。また、自分を見つめ直す機会ができる。
・ 様々な種類の授業があり、興味のある分野を追求できるようにある程度の選択肢がある。
・ 今までの自分の知識を整理できる。
・ 負担が重すぎる授業は避けることができる。