新学期ー卒業と新しい挑戦

日本は年度末、そして新しい挑戦が始まる時期ですね。

我々の研究室にも2人の日本人フェローが加わります。僕らが持っていなかった新しいバリューを加えてくれることを楽しみにしてます。

そして3月には藤雄木先生が卒業なされました。留学中に論文15本を出版(さらに4本がmajor journalsによって査読中)。そのなかでも

  • 重症細気管支炎の疫学研究(Pediatrics 2019)
  • 重症細気管支炎での sRAGEと重症度・慢性アウトカムの研究(Clin Infect Dis 2021)
  • 重症細気管支炎のフェノタイプ、とくにハイリスク乳児を同定するdecision ruleの確立・validation (EClinicalMed 2022)

などはインパクトの高い仕事だと思います。 とくに最後の知見 (“Fujiogi rule”)は、現在立ち上げ中であるハイリスク乳児を対象とした多施設RCTに実際に使われることとなります。
論文執筆以外にも後輩の指導・グラント獲得(例:上原財団)などでも大活躍。寂しくなりますね。


さいごにアンリ・ベルクソンの『創造的進化』から引用してエールを送ります。

「意識する存在にとって生存するとは変化することであり、変化することとは経験を積むことであり、経験を積むということは無限におのれ自身を創造していくことである」

みずからの人生を創造してください。

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